前-後期|土曜日(隔週)|18:30-21:30|6単位|全24回|SA-31
講師|岡﨑乾二郎
人間の感覚器官は粗雑であり、つねに見落とし聞き逃す。何がしかを感知しえたとしても記憶し損ねる。しばしば芸術作品から見損なったものを発見する(作品がわれわれの感覚を追い抜く)ことがあるのは、そこで(作家ではなく)作品自体が理論的に存在しているからだ。ゆえに作家は作品で考える。ゆえに優れた作品はすべからく理論的である。感覚を(疑い)構築する理論を鍛錬する。技術はここで確保される。
前-後期|土曜日(隔週)|14:30−17:45|6単位|全24回|SA-21
講師|スガ秀実
本講座は東京コミュニティカレッジ開校とともに設置された。出発当初から、ゼミ生の問題意識をもとに、それにふさわしい多様なテキストを選定し、それを皆で精読(多読!)することのなかから、講師・ゼミ生の高度な相互討論を形成していくことを目指している。過去に取り上げたテキストは、フーコー「生政治の誕生」「統治性」、スティグレール『技術と時間』、アドルノ『啓蒙の弁証法』など。
前-後期|水曜日他 |18:30-20:00|3.75単位|全15回|WE-21
講師|岡田温司、中谷礼仁、林道郎、松浦寿夫、岡﨑乾二郎
芸術を思考すること。そこで要請されるのは一種の動体視力である。世界の運動を上回る運動性、眼そして思考がそれをもったとき、はじめて世界はひとつの像として姿を現わす。究められた思想はいつも芸術へ行き着くが、それは芸術が対象ではなく、むしろ思考に形を与える運動=空間そのものだからである。芸術批評における、今日望みうるベストメンバーが繰り拡げるinter-activeな批評空間。現在進行形の思考の運動に立ち会う歴史的セッション。
通年の共通テーマを「美術史再考——知覚の変動としての歴史あるいは知覚されたものとしての歴史」として、各講師が1−4回の講義を行なう。水曜のほか、木曜、土曜にも開講。